2016年6月20日月曜日

夏に向かって

 こんにちは。英語部会の山城です。さてようやく気温が上がりはじめ夏に近づいてきました。
さて6月16日に犀川で鮎が解禁になったのはみなさん知ってますか?鮎が解禁になると夏に入ったという気持ちになりますね。春先に稚鮎と言われる小魚を海に釣りに行きました。いろいろ調べてみると冬に生まれた稚魚が成長して海に下ったものだそうで大きさは3センチ~5センチ程度です。その鮎が夏前に急成長を遂げ川へ遡上し始めた時に釣り人へ夏の知らせとして鮎解禁となるようです。しかし夏はやはり魚にとっては試練のときのようです。水の量が減り酸素濃度も低くなりやすい上に夕立などの激しい雨などに耐え抜く必要があるようです。耐え抜いたものが次のステップ、いわゆる種の保存行動である産卵に入れるとのことでした。 
 鮎の一生は1年。はかなく短い一生です。みなさんは1年しか時間がないとしたら一体どんな時間を過ごしますか??そんなことわかんないと言われることが多いのですが実際、高校1年の時間は1年しかありませんし2年、3年も同じことです。本当はみなさん短い1年間のサイクルで生きているんです。短い1年の中で夏というのは長期の休みを挟む重要な時期です。ちなみに学生の生活は2択だと私は思っています。怠けるor頑張るどちらかです。特に勉強に関しては3年生を除いて怠ける選択肢のほうが多いと思います。毎年言いますが1、2年生のみなさんに与えられた受験までの時間はあっという間に過ぎ去ってしまいます。夏の比較的自由になる時間を少しずつ勉強に充ててみませんか?夏以降の学校生活で授業の理解度と家庭学習の定着度が変わって受験が近くなっても焦ることはなくなってきます。3年生はこの時期に頑張らないと受験後に待つものは浪人もしくは滑り止め、安全対策で受験した大学への進学です。
 初めに鮎のお話をしましたが夏は学生にとっては受験のための生き抜く努力の時間だと思います。ちなみに志向館でも夏期講習の準備をしていますが講師陣も皆さんの努力をサポートする最大限の努力をする時間です。受験も夏の努力も一人で完璧に頑張れるわけではないと思います。この夏自分が受験戦争で生き残るために一緒に頑張ってみませんか?
                                       
                                   英語・日本史担当 山城 祐一郎