2014年12月21日日曜日

通常授業終了→冬期講習スタート

早いもので、今年もあと10日。
志向館では12/21(日)より冬期講習が始まります。
(年間スケジュールの関係上、12/22(月)は一部クラスで通常授業が実施されますのでご注意ください。)

新年が明けると間もなく、中学生は第2回統一テストが実施され、高校生は大学入試センター試験が控えています。受験生の皆さんにとっては、この冬休み期間がまさに正念場です。

この冬期講習期間中に、志向館では受験生の皆さんに「最後の一押し」が提供できるよう、各職員の持ち得る経験と技術のすべてを結集して全力で支えていきます。
また、非受験学年の皆さんについても、曖昧なまま終わってしまった単元を復習する絶好の機会です。冬休みの課題や部活動の合間を利用して、今年の消化不良分をしっかりと理解し、2015年のスタートが幸先の良いものとなるようサポートしていきます。
2014年の締めくくりを理想の形で終えられるよう、ともに頑張っていきましょう。

数学・化学担当 山下

2014年12月13日土曜日

文章の読み取りの難しさ

 冬休みももうすぐ。楽しみにしていることも多い季節になりました。しかし我々がこの時期いつも考えているのは「クリスマス・お正月」ではなく、「冬期講習の準備」です。私も志向館の講習の教材を作成したり、調整したりします。

 文章を打ち込むのは大変なので、OCR(スキャナで読み取った画像から文字を識別して文書に変換する)などを利用したいなと思うのですが、読み取ってみると、化学と数学はどうしてもまともな文章にならないのです。数式や化学式に問題があると思うのですが、無理やりどれかの文字にあわせようとするためか、大きさもちぐはぐで整合性のないものになり、実用的ではないのです。

 その文章は脳に疾患を持った人の書いたものに似ているなと私は思うのです。そして、逆に「文章の内容を理解するということはとても難しい」ことを感じるのです。

 人間は文章を読み取るときに意識的に、また時には無意識に事前に内容について予想しているようです。だからどのような文章であれ、「予備知識」があればあるほど良いのでしょう。それが、文章を読み取るための大きな要素になるに違いありません。

徳野

2014年12月5日金曜日

はやぶさ2


 はやぶさ2が無事に打ち上げられました。あの感動の奇跡的生還から4年、またふたたび小惑星へと旅立ちました。あの時、志向館でも予備校のレクリエーションの時間に生徒たちを連れてプラネタリウムへ行き、映画を見たのを思い出します。順調にいけば
2020年の東京オリンピックが終わった頃に帰還するとのこと。とても長い旅です。宇宙を調べることは生命の誕生の歴史を知る手がかり。今回の調査でまた新たな発見があれば良いですね。今回はトラブルなく戻ってくることを願っています。

山根正明

世界で43人の血液型

 12月に入って、寒さが本格的になり、受験生には緊張感が高まる季節になりました。ところで今月初めのニュースで驚いた話題があったので紹介します。

 血液型といえばABO方式やRh式による分類があり、輸血が可能・不可能な組み合わせがあることは誰でも知っていることです。しかし、血液型は血球の表面にある抗原により、何百種類にも分類され、その中で抗原を一切持たず、誰にでも輸血することができる「Rh null」型という種類があるそうです。
 この血液型の人は2010年の時点で、世界で43人が確認されていて、「golden blood」(黄金の血)と呼ばれています。ちなみに、そのうち6人は輸血に応じることを了承していて、そのなかには日本人も含まれているそうです。
 人体の不思議を感じる話題でした。             志向館  前川


2014年12月4日木曜日

冬の始まり

寒さが厳しくなってきました。みなさん風邪をひかずに元気に生活していますか?志向館内にも、冬期講習や受験生正月特訓の文字が出てきて、また冬がきたと感じます。北陸地方では寒さが厳しくなってくると鰤起し「ブリ起し」と呼ばれる雷が冬の訪れを知らせてくれます。名前のごとく冬になると日本海には立派に成長した鰤が回遊し、ちょうど富山湾沿岸に近づいて来ることから名前が付いたと言われているそうです。出世魚という言葉を聞いたことがありますか?ブリは出世魚のひとつです。北陸地方ではコゾクラ→フクラギ→ガンド→ブリと名前が変わります。みなさんも出世魚と同じです。1年生の小さかった知識が3年生の冬になると大きなものになり、それが春を生きるための成果につながると思います。これから志向館でも冬期講習、正月特訓と1年の締めくくりの講座、新年の始まりの講座へと足を進めます。私たちも皆さんの目標へ一緒に向かいます。1年のまとめの月の始まりです。一緒にがんばって冬を乗り越えて春を迎えましょう。
                                            
                                                     英語科    山城祐一郎 

2014年11月21日金曜日

保護者懇談会


1122()23()に志向館では保護者懇談会があります。

高校1年生の保護者様とは、文理決定後のメイン科目の学習アドバイスなどを、2年生の保護者様とは、2年生は、年を越すと、センター試験まであと1年となり、早期の受験スタートが成功の鍵となりますので、円滑なスタートの方法などをご提案できればと思っています。受験生の保護者様とは、受験校の選択、併願パターン、センター試験までの取り組み方などについて、お話させていただこうと思います。保護者の皆様にお役に立てるような懇談会になるよう取り組んでいきたいと思います。
石代 正樹

2014年11月10日月曜日

~世界三大果物~

こんにちは♪
今年も残すところあと2ヶ月をきりました。

年が明けると中学3年生は第二回統一テスト、
高校3年生はセンター試験等があります。
まずは出来る限り生活時間を削り、勉強時間に充ててほしいと思います。

さて、今日は世界三大シリーズから一つご紹介したいと思います。
すでにご存知の方もいらっしゃるかと存じますが、世界三大果物 
知っているでしょうか??

①マンゴー
②マンゴスチン

そして・・・・
③チェリモヤ

です!!恥ずかしながら私は三つ目はパッションフルーツだと思っていました・・・
さらにもう一つ恥ずかしいことに、チェリモヤという名前を知りませんでした。

そこで調べてみました!!

ハリウッドのセレブから『トロピカルデライト(トロピカルの栄光)』と呼ばれており、
南米アンデス山脈原産、味はカスタードクリームのようで、なめらかな舌ざわり、
甘みが強く、口にひろがる上品な香り、ということです。

いかがでしょうか。興味は少しでも持ってもらえたでしょうか。
好奇心は旺盛なほうですので、是非味わう機会を作りたいと思います。
興味があることには、力を注げますが、そうじゃないことにはなかなか難しいですよね。
けれども、知らないことには興味も持てませんよね。

勉強も一緒です。どんなものかを知るために勉強して、自分が興味があるものを
専門として突き進んでいけばよいのです。大学入学まではまずは知ることです。
知らないものに対して、つまらない、面白くない、嫌い、というのは間違いだと思います。

たくさん知って、たくさん勉強して、それで初めて判断できるのではないでしょうか。
嫌いだけど、テストで点数が取れる、そんなことも全然不思議ではありません。
志向館で多くのことを身につけて、面白いと思えたことに邁進していってほしいな、
と思う今日この頃です。

2014年11月2日日曜日

受験生心得

今日から11月。
中学3年生は志望校を決める上で重要になる第1回統一テストを控え、大学受験生は毎週、連日のように模試が続く時期です。

宝石が磨かなければ光らないように、人も自分を磨き上げるための試練がなければ大成しません。
今は志向館の館生の皆さんを含め、受験生の皆さんは雑念に負けず頑張っていることでしょう。
中には、点数が伸びず焦りを感じたり、模試の見直しが追いつかず、結果を見て一喜一憂するだけで終わってしまっていたり…自分の思うように進まず不安になっている人も多いかもしれません。

ここで、合格するために何が必要なのか考えてみてください。
もちろん、合格するための努力は必須条件です。
ただし、入試の時は難しい問題を解けた人が合格するのではありません。
自分の解ける問題を間違えなかった人が合格するのです。
(もちろん、難関大学の二次試験では単純にこれだけではない部分もありますが)
特に時間との勝負となる中学生の数学や、センター試験の数学では、このことは大きく影響します。

まずは、「昨日までできなかったこと」を「今日できるようにする」こと。
それを入試までの残り期間続けていくことが、大きな力となっているはずです。
理系科目を担当する身としてアドバイスさせて頂きますと、数学や理科では、過去に一度解いた問題を再度解き直すことも効果的であるため、模試の解き直しなども合わせて日々の勉強に取り入れてみると良いでしょう。

小さなことでもいい。些細なことでも自分に自信を持つことが、土壇場で大きな力を発揮します。
なかなか結果が出ないために自信を失ってしまっている人は、過去の自分に比べて少しでも成長している部分を見つけ出し、ここからさらに頑張れる原動力を自分の中から絶やさないようにしてください。
他の誰でもない、貴方自身の人生なのだから。
D.Y.
 

2014年10月26日日曜日

校外模擬試験対策

 先週から今週にかけて、志向館では1・2年生を対象に模擬試験対策をしていました。
 模擬試験は満点に近い高得点を取る人から、真剣に受けても0点に近い点数を取る人まで点数の散らばりが大きいものです。きっと、試験の難度と実力が合わないこともあるのでしょう。つまり、「受けてもほとんど役に立たない人」もたくさんいるのです。それは、「ピンからキリまで」と言うと良くないかもしれませんが、一番難しい大学を受けたいという人から、進学するつもりのない人まで受ける模試だから、たくさんの人が受けるテストだからです。
 スポーツで例えるなら、地方大会も無くいきなり全国大会のトーナメントに出場するようなものでしょうか。でも、そのような場で結果を出せれば他では得がたい自信がつくに違いないのです。力のある人はチャンスだと思って校内一位や全国一位を目指せばよいし、今はまだ全然点数が取れない人も、一科目だけでも今後「良い点」を取ろうという気概を持ってほしいと思います。
                                                       徳野

2014年10月18日土曜日

再生医療に関するニュース

 一昨日のニュースで「化粧品会社のコーセーがiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、67歳の日本人男性の肌の細胞を、同じ人の36歳時点の肌とほぼ同じ状態に若返らせることに成功した」と話題になっていました。

 また、その日の北国新聞には「金沢大学の整形外科の研究チームが、膝の前十字靭帯、半月板の損傷に対し、脂肪幹細胞の移植により組織の再生、修復を促進する効果があることを動物実験で確認し、科学技術研究補助金に採択された」と載っていました。

 青色LEDの発明と普及により、いろいろな分野にイノベーションが起こっているのと同様、医療の分野でも再生医療の発展により、近い将来大きな変化が起こっていくようです。               
                                                                 前川

2014年10月11日土曜日

ノーベル物理学賞

赤崎勇さん、天野浩さん、中村修二さん、ノーベル物理学賞受賞おめでとうございます!普段物理に携わる者としてとてもうれしく思います。この発明は電力の省エネに大きく貢献し、地球の限りある資源の節約にもつながり、またこれを元にいろいろな分野に大きく関わっていくと思われます。何回もの失敗を繰り返しながらようやく成功。何事も成功を信じて続けていく大切さを教えてくれました。勉強も同じだと思います。どうしてもすぐに結果を求めて1,2回の失敗でもうこの分野は嫌いだとか苦手だとかとあきらめる人も多いですね。これは理系科目によく見られるます。本人の性格の問題もあるでしょうが、我々教師はそこを考慮して根気良く教え込んでいかねばなりません。ちょっとしたきっかけで変わることもよくあります。今回の受賞から我々も新たな気持ちで生徒に何らかのきっかけを与えられればと、志向館の授業でも臨んでいこうと思います。
理系主任 山根