志向館では英語・世界史の専任講師を受け持つことになりました。精いっぱい頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。
さて、中高生の皆さんは日々勉強…毎日、様々な教科で「記憶」という行為をしているのではないでしょうか。
この「記憶」に関する有名な理論である、「エビングハウスの忘却曲線」をご存知でしょうか?
これは、とあるドイツの心理学者が行った実験から得られた理論です。
この実験によると、人間は「記憶」したことについて、1日後に74%、1週間後に77%、1ケ月後には、実に79%を忘れてしまうと述べられています。
皆さんが英単語や歴史用語を「記憶」することに悪戦苦闘しているのは、やはり人間が覚えたことを忘れてしまう生物だからなんですね。
一方で、「記憶」した内容の20%は一か月を経過しても覚えているのです。
つまり、「記憶」とは20%の積み重ねなんですね。
日々大変だとは思いますが、忘れることを恐れず、20%の積み重ねを続けてください。
この努力を続けるか否か…最後に笑うのはもうどちらかお分かりですね。
今日のこの話が、皆さんの「記憶」の20%に含まれていることを期待しております。
英語・世界史担当 三木陽平