2018年11月19日月曜日

スマートフォンの夢

  中国の思想家荘子は、蝶になり自分の周りを飛ぶ夢を見たときに「一体蝶になっている自分が夢なのか、それとも自分は本当は蝶で人間になっている夢を見ているのか」と考えたと言われている(胡蝶の夢)。
 今の高校生はスマホを持つようになってから、ずいぶんスマホに支配されるようになったように見える。志向館に来ている高校生を見ても、少しの時間があればスマホを触る生徒がほとんどだ。まるでスマホのほうが現実の世界で、現実のほうが夢の世界(おまけ)のように感じているのではないかと思うほど。
 社会人ならいやおうなしに社会に引き戻されるが、ただでさえ、社会と隔絶しがちな学生にはどちらが夢かは価値から判断するのは難しいのだろう。数年前ネット依存が話題になっていたが、そこまではいかないにしても、現実の重要性が下がることが現代社会にはたくさんあるのだろう。文明の利器・夢の機械であるスマホは役に立つことは間違いないが、うまく付き合うのは難しい。                   

徳野

2018年11月12日月曜日

新テストへの試行テスト

 先日の土日に2020年度からセンター試験に変わり実施される「大学入学共通テスト」の2回目の試行テストが行われました。承知の通り、国語と数学ⅠAで記述式の問題が出題されるだけではなく、各教科で読解力、思考力、表現力が求められ、ただ丸暗記するだけでは解けない問題が出題されています。今回の調査結果を大学入試センターがどう受け止めるのか注目し、対策を考えていきたいと思います。                                              志向館 前川

2018年11月1日木曜日

金沢マラソン


 こんにちは、志向館の山根です。先日第4回金沢マラソンが行われました。時折雨の降るコンディション(昨年はずっと雨)でしたが13千人以上のランナーが金沢を駆け抜けました。志向館の卒業生や卒業生の父親さらにはいつも通っている美容院の娘さんなどよく知った人も参加してました。またコースが自分の住んでいる所を取り囲むようになっているのでできるだけ応援に出かけています。毎年見ていて思うのは皆さん楽しそうに走っていること(コースの前半ということもありますが)と応援の人が多いことです。参加者の感想に他のマラソンと比べて応援の人が多くとても励まされるという意見があるとのこと。やはり何でも応援は力になりますね。
応援といえば私たち塾講師は塾生の成績アップ、志望校合格のため常に応援しています。何とか授業の工夫をしながらどうしたら良いのか(同じ授業でも生徒によって結果が異なる)考えながらベストを探します。
また家族の皆さんもきついことを言いながらも心の中で応援してますよ。勉強がつらいこともありますが応援のことも考えながら取り組んでください。

                               山根正明