2015年5月13日水曜日

ラットにも共感能力

昨日のニュースに面白い実験結果が報道されていたので紹介します。

ラットは水に溺れかけている仲間がいると、苦境を察して助けようとする能力があり、自身が溺れかけた経験があれば、より早く助けようとしたそうです。

仲間を助ける援助行動は霊長類で研究が盛んで、ラットについての報告は珍しく、ラットに共感する能力があることを示す成果は、人間が進化の過程でどのように共感能力を得ていったかを解明するのに役立つそうです。

この実験は関西学院大学・文学部・総合心理学科・認知神経科学の佐藤教授らによるもので、大学ではいろいろな研究がなされている一例です。

志向館では定期的に生徒と面談を行いますが、大学の学部・学科選びに迷っている人がとても多くいます。そのような場合は、積極的に大学説明会やオープンキャンパスに参加して、興味のある学問分野を探していくとよいでしょう。     前川

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