2015年10月3日土曜日

「聞く」ことと「聴く」こと

10月に入り、今年も猛威を振るった夏の暑さはすっかり身を潜め、冷え込みが日々増してきました。志向館でも徐々に受験モードが迫ってきています。今、自分の目の前にあることから始め、着実な歩みを重ねることを見失わないように日々を送っていきましょう。

日常、人の話に耳を傾けていると、自分の知らなかったことや改めて気付かされる事も多く出てきます。その瞬間、皆さんはどうしますか?
状況が許せば、『忘れないようにメモをとる』という方もおられることでしょう。実際、人は次の日に覚えている量は20%程度だという研究も過去に行われているため、有効な手段の一つです。
この行動は学生に限らず、我々講師も含めすべての方にとって重要なことです。
自然に聞こえてくる音声を耳にする『聞く』と、意志を持って念入りに傾聴する『聴く』という姿勢ではどちらが熱心なのかは言うまでもないことであって、これはおそらく、知らず知らずのうちに、話を聴く者のあるべき態度として身に付いていることなのだろうと思います。

生徒の皆さんも、「先生が授業中に言っていたことがテストに出た」など、身に覚えがあるかもしれませんね。この先もその感覚を忘れずにいてほしいと思います。

理系科目担当:山下

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