2014年12月5日金曜日

世界で43人の血液型

 12月に入って、寒さが本格的になり、受験生には緊張感が高まる季節になりました。ところで今月初めのニュースで驚いた話題があったので紹介します。

 血液型といえばABO方式やRh式による分類があり、輸血が可能・不可能な組み合わせがあることは誰でも知っていることです。しかし、血液型は血球の表面にある抗原により、何百種類にも分類され、その中で抗原を一切持たず、誰にでも輸血することができる「Rh null」型という種類があるそうです。
 この血液型の人は2010年の時点で、世界で43人が確認されていて、「golden blood」(黄金の血)と呼ばれています。ちなみに、そのうち6人は輸血に応じることを了承していて、そのなかには日本人も含まれているそうです。
 人体の不思議を感じる話題でした。             志向館  前川


0 件のコメント:

コメントを投稿