こんにちは、志向館講師の三木陽平です。
新垣結衣主演の、「逃げるは恥だが役に立つ」が話題を呼んでいますね。
「契約結婚」という仕事を通した、ラブコメデイが展開されています。
この「契約結婚」ですが、かつて実践した哲学者がいたことをご存知ですか。
彼の名はサルトル。実存主義者であり、「実存は本質に先立つ」、との言葉が有名です。
彼は、同じく女性の哲学者であるボーヴォワールと、2年更新制の「契約結婚」をしたことで有名です。
その内容とは、「結婚してもなお、お互いに精神を自由をするために、お互いに自由恋愛を認め合う…」というもの。
認めたボーヴォワールもなかなかですが、実際は、サルトルがあまりに自由恋愛をするもので、ボーヴォワールは相当悩んだそうです。
このサルトル、なんとノーベル文学賞の受賞も辞退しています。
そう考えると、今年のボブ=ディランの平和賞受賞の消極的な態度といい、サルトルは今年のご時世にあった人かもしれませんね。
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