2011年2月22日火曜日

もうすぐ出発のとき

国公立大学の二次対策が修了しました。
今週末、高校3年生、予備校生それぞれが、二次試験を受験しに行きます。

いよいよ、出発のときが近づいてきました。


私立大学の合格の報告も、たくさん聞けました♪


今日は、ある予備校生とお話しをしました。私は、今年、たまたま、3年生のクラスはもっておらず、受験生の担当のほとんどは予備校生でした。
過去問に取り組んでいると、英語の要旨をとる問題で、勘違いをしてしまって、大きく点数を落とすのではないかと不安がっていました。

彼は、あせりやすい性格がそのまま、勉強にも影響してしまっていて、試験問題を解くときに、ついつい、最初の1,2段落をざっと拾い読みしてしまい(しっかり読まない)、3段落目あたりの問題の選択肢や下線部からしっかり読もうとする傾向がありました。
ですが、英語力はしっかりあるので、もったいないミスということで、最初の部分を大事に、大事に読むようアドバイスをしました。

こんなの、4月から、わかってるんじゃ?
むしろ、本人もわかってるでしょ?



そうです。わかっています。4月から、とっくに、分かっています。

でも、人の性格や本質は、わかっているからといって、そう簡単に直せるものではありません。
きっと、誰しもが、自分の性格や本質について、悩みをかかえ、解決しようと、日々、努力しています。大人だってきっとそうです。


彼は、予備校生活1年間かけて、一生懸命に何度も心が折れそうになるのを堪えながら、自分のあせりやすい性格と闘ってきました。センター試験では、現役時に比べると100点以上点数UPしました。

その成果がもうすぐ実ろうとしています。

何度、このアドバイスをしてきたか、覚えていないですが、この1年間も、彼をはじめとして、たくさんの予備校生、一人ひとりが少しずつ成長していく姿を見てきました。

志向館は一人ひとりとの距離が近いので、その分、年齢的にもまだまだ未熟な私は、悩むこともたくさんあります。

でも毎年、この、新たなる出発のとき、本当に教育っていいなぁとあらためて、実感します。

みなさんの笑顔と朗報を心よりお待ちしております。

三木麻理子

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