2016年4月6日水曜日

サクラと植物ホルモン ヒトとホルモン

今年も桜が咲きました。春に花咲く桜が多いので、やはり桜=春という印象は強いですね。

ところで植物が落葉したり花を咲かせたりするのは植物ホルモンという化学物質が関係しています。日長や温度の変化を感知し、ある化学物質を放出しているのです。

人間にもホルモンとそれに連動する神経伝達物質が存在します。刺激の伝達の方法として、神経によるものもありますから、より複雑な伝達をしているのです。

より暖かく日照が多くなる春にはセロトニンという神経伝達物質が放出されやすく、それに付随してドーパミン(神経伝達物質)や各種のホルモンも分泌され、やる気が出てくる傾向があります。春は年度がわりがあったり、梅や桜が咲いたりなどの外部の刺激もありますが、実は生物学的にも活動的になる季節なんです。

そのせっかく沸き立った活力を遊びに使う場合や最悪の場合悪ふざけや犯罪の方向にもっていく人もいますが、志向館の館生はその活力を勉強の方向へ少しなりとも向けているのではないかと勝手に期待しています。

徳野

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