2016年10月10日月曜日

実りの季節

台風も過ぎ去り(能登半島沖で消滅したらしいですね。能登半島のトンガリの攻撃力に感謝です)、一気に季節が秋に取って代わられたように感じます。
個人的に自分は秋が大好きです。
なぜかって?


それはもちろん、美味しいものがわんさかあるからです!(月並み)

先月実家から新米が届き、それがもう美味しいのなんのって・・・!
ツヤ、香り、ぎゅっと噛み締めた時に口の中に広がる甘味・・・。
嗚呼、素晴らしきかな新潟産コシヒカリ・・・!!



失礼、話が脱線しました。
こうやって秋の実りを堪能できている裏には、夏の厳しい暑さを乗り越えた稲 の強さ、毎日田んぼの手入れに精を出していたであろう祖父母のたゆまぬ努力があったのだなと思うと、美味しさもひとしおです。


今になって自分の浪人時代を思い返してみると、模試の判定で合格圏内に入りだしたのは、まさに今頃だったなあと思います。
又聞きの情報で申し訳ないのですが、インプットした知識が顕現化するのって、およそ3か月ほどのタイムラグがあるそうです。



さて、10月も半ばに差し掛かってくると、受験生のあなたは毎週毎週何かしらの模試があって、どうしてもゲンナリしてしまいますよね。

「毎週模試ばっかりで息が詰まる!」
「この時期の模試で結果が出なかったらどうしよ う・・・」

ついついそんな気持ちに支配されて何も手につかなくなってしまいますよね。


そんなあなたに提案です。

「模試で点数取れなかった。最悪・・・」

から、

「こんなに自分の弱点が見つかった、ラッキー!」

に思考を切り替えてみませんか?

もちろん、そんなに簡単に楽観視できないことは重々承知の上で言っています。
でも、あくまでも「模試」なんです。本番じゃありません。

これほどまでに自分の実力を客観的に判断できるツールって、そうそう無いと思うんですよ。
だったら、思う存分利用させてもらおうじゃないで すか。



納得のいく結果が出た方、おめでとう。あなたの努力は間違っていなかった。そのまま突っ走ってしまえ!ただし、満足だけはしないでね。


残念ながら芳しくない結果になってしまった方、敢えて言います、おめでとう。これまでのあなたに向き合う最高のチャンスです。そのチャンスを絶対に殺さないで。



今よりも早い時間はありません。



どうか、あなたが「実りの秋」ならぬ「実りの冬、春」を迎えられますように。


国語部会 原 琢磨

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